消化器疾患全般の診断治療に対応しております
消化器内科では幅広い消化器疾患をすべてにおいて診療すべく、3つのグループ(消化管、胆膵、肝)に分けて、初診外来に担当者がおりますので、曜日を問わずに紹介、受診が可能です。
消化器内科は、消化管、肝臓、胆膵の3グループで構成されており、専門的かつ高度な診療を行っています。食道、胃、大腸癌に対する内視鏡切除、難治症例も含めた炎症性腸疾患に対する最適な治療選択、肝癌に対するラジオ波熱凝固療法・動脈塞栓術、良・悪性を問わない胆道・膵臓疾患に対する内視鏡治療、進行した悪性腫瘍に対する化学療法など、消化器領域疾患の全てに対応しています。また、消化器外科を始めとする他の診療科、看護部など他職種との緊密な連携により、患者さんにとって納得がいく医療を提供しております。
上部グループは、食道や胃、十二指腸を専門領域として診療を行っています。
胆膵領域の疾患は、体の中心に位置しアクセスが難しいため、疾患の早期診断・治療が困難な場合が臨床上多く認められます。そのため内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)、超音波内視鏡(EUS)及び超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診(EUS-FNA)などの複雑な検査を行う必要があります。また一般的には手術が困難な進行膵癌,胆道癌の治療成績は良好とは言えませんが、これらの難治性疾患にも積極的に化学療法や内視鏡治療を導入しています。したがって患者様と我々医療スタッフとの信頼関係を築き上げる事が重要となります。外来・入院時の十分な説明(インフォームドコンセント)を行い、関連病院と連携し、患者様の診断・治療に当たるよう心がけて診療を行っております。
肝疾患の6割以上はウイルス性疾患でありその病態は肝炎、肝硬変と門脈圧亢進症、肝癌と連続している。したがって当グループではウイルス班、肝癌治療班、画像班などと細分化せず、臨牀のスキルとしてすべての病態の診断治療を自分の手で直接行えることを目標とし指導を行っている。また、毎週水曜の昼にzoomを用いた抄読会、リサーチカンファレンスを行っている。